ソウル・フォー・リアル『Candy Rain』のレビュー

“バブルガム・ソウル好きな私が、大好きなアルバムがこれです。こういう子供の純真で儚い歌声って良いですよねぇ。

衝撃のデビュー・シングルとなった「Candy Rain」は、シンプルなトラックに、兄弟グループの息の合ったコーラスが乗っています。そして、やっぱり一番の魅力は14歳のジェイソンによるリード・ボーカル。少年と大人の合間で揺らぐこの歌声はたまりません。
そんな彼らのコーラスワークが一番味わえるのが「Ain’t No Sunshine」です。ビル・ウィザーズからマイケル・ジャクソン、リン・コリンズ等へ、多くの人に歌われ続けてきた名曲を、アカペラ版でカバー。時間にすると1分ちょっとの短い作りになってますが、彼らの歌声を堪能することができます。

「All In My Mind」や「I Don’t Know」は、ヴォコーダーを使った切ない曲。テディ・ライリーが得意にしていたようなタイプのスローな曲。特に「I Don’t Know」は8分に渡ってトロトロなヴォコーダーが泣いている大作なので、思い切り浸ることが出来ちゃいます。