忘れられないジョーズの効果音

効果音ではじめて恐いと感じたのはジョーズの映画です。小学生のときでした。なぜこの映画を見ようと思ったのかは思い出せませんが、恐いと感じたことだけはよく心に残っています。

海で楽しそうに泳いでいる家族に迫ってくるジョーズは、想像しただけでも恐ろしいものがあります。ジョーズのギザギザした歯は人にとって恐怖そのものです。パクリと食べられるような可愛らしいものではありあません。ゴキブリを踏み潰したときのように、グチャグチャに噛み付かれるシーンを想像させます。

この映画では、ジョーズが人に迫ってくる瞬間に、ズンズン、という効果音を鳴らします。しかも、一定の間隔で少しずつボリュームをあげていくのです。そして、この効果音が絶好調になるのは人がジョーズに噛み付かれた瞬間です。このシーンは、思わず目を両手で塞いでしまいました。それくらいリアルに感じたのです。

このジョーズの印象が強すぎて、他の恐怖映画を見てもあまり恐く感じなくなりました。30年経った今でも、ジョーズの映画が最も恐怖を感じられる効果音だと思っています。